ホーム / CIO / デロイトからの2015年技術報告書が示す4大動向

デロイトからの2015年技術報告書が示す4大動向

デロイトからの第6回年次技術動向報告書は、最高情報責任者(CIO)の技術統合者としての新しい役割からアンビエント・コンピューティングに至るまでの多くの新しい技術的進展を取り上げています。コナー・フォーレスト(Conner Forrest)は、これらの実態をすべてのCIOが理解すべき2015年の4大動向として以下のように要約しています。

  1. 最高統合責任者としてのCIO
  2. アプリケーションプログラミングインタフェース(API)経済
  3. アンビエント・コンピューティング
  4. ソフトウェアで定義•制御化されたすべて

CIOは企業におけるITの要であるとデロイトは報告し、CIOの役割はオペレーター、科学技術者、戦略家、促進者という4つの面においてシフトしていると説明しています。更に、CIOはベンチャーキャピタリスト等も含めたIT全体を管理し、最適なポートフォリオ管理戦略に基づいて計算され予測されたリスクを負い、またプロジェクトを選択すべきであると、フォーレストは述べています。

APIが出現してからもう大分経ちますが、ようやく現在に至ってそれは企業にとって極めて重要なものであることが認識されています。APIが単に技術的資産として取り扱われているだけではなく、ビジネス上の最重要事項の一つに取り上げられているのはそのような理由からきています。ある製品にはその製品に対する特別の事業計画が求められるのと同じように、それぞれのAPIに対しても同様に取り扱うことが勧められています。

APIを導入する際には、その作用や能力の範囲を明確にしなければなりません。不適切に書かれたコードや過去に休眠していたセキュリティがAPIを通して表面に沸き上がって来るリスクがありますので、それらが発生した時に生じる問題に対応できるよう準備を整えておかなければならない必要があります。

長い間待ち望まれていてようやく表面化し始めている傾向の一つにモノのインターネット(IoT)革命、本報告書では「アンビエント・コンピューティング」と呼ばれているものがあります。これは、ビジネスの実態を導き出すような様々な、一見するとバラバラな対象物やデバイスをネットワーク化することを意味しています。例として、IoTは分析論においては欠かせないものとなるでしょうが、企業がネットワーク化されたさまざまな「モノ」を利用することによってコスト削減の変化を見ようとする場合は、単なる情報だけではなくそれ以上のものが必要とされるものなのです。

最後に、仮想化の大流行が、ソフトウェアで定義•制御化されたネットワーク化(software-defined networking (SDN))やソフトウェアで定義•制御化されたストレージ(software-defined storage (SDS))となって現れてきています。この「ソフトウェアで定義•制御化されたパス(software-defined path)は軽々しく踏みつけられてしまうものではありません。仮想化はネットワークの複雑性に対応するために作りだされたものですが、その互換性とスケールに対しては注意を払う必要があります。

原文(英語)を読むには:http://www.techrepublic.com/article/four-takeaways-from-deloittes-2015-technology-trends-report/

約 Eric Anderson

Eric Anderson is a staff writer for CAI's Accelerating IT Success. He is an intern at Computer Aid Inc., pursuing his master's degree in communications at Penn State University.

また、チェック

ITリーダーのための仕事の寿命に対する満足度の鍵

最高情報責任者(CIO)ピーター · ウェイス氏は会議で何百名もの仲間のCIOの前で告白すべきことがあった。それは、ビジネスとの関係でCIOに関して言われているあらゆることに反する。要するに、CIOは「技術革新を推進して株主価値を提供する中では意味は見い出せないのだ。」ジニー・スカルスキ–氏は、このユニークな視点の記事を詳細に書いている。 ワイス氏は、CIOとしての自分の役割に意味を見い出すことにさらに加えて、その役割の肝心な責務を回避することを意味しているのではない。事実、職場での新しい目的の感覚を見出すことは、CIOであることと、人生の一部として雇用を享受することの意義を再考することになる。ワイス氏にとって、これは大きな課題を受けて、それらを克服することを通して達成される。彼は困難な仕事を受けて、成功をおさめることによって繁栄しているのだ。これは、仕事のモチベーションは通常、株主の価値、ビジネス目標、それに技術の改善のような関連概念に拠ると想定されているため、CIOの位置を表わすには、非常に斬新な方法である。 「ワイス氏の」仕事の意義深い活動のどれもが、技術者のための技術を伴わない…それどころか、それらは彼の仕事のやり方に由来しているのだ…CIOにとって、この微妙で感傷的なものがこれほどまでに非常に重要なのであろうか。それは、生活満足度、組織の実績、そして持続可能な情熱…が駆動されているからだ。 意義深い雇用を通じて、忍耐深い忠誠を鼓舞する最も広範な営業利益率を持つ企業こそ、確信を刺激するのだ、とワイス氏は言う。これは、CIOによっては異なるかもしれないが、一人一人が長く実りあるキャリアを駆動する意味での火花を見い出す可能性を秘めている。 元の投稿(英語)はこちらからどうぞ: https://enterprisersproject.com/article/2014/8/key-to-lifetime-of-job-satisfaction-for-cios

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

Sorry, but this content
is for our subscribers only!

But subscribing to ACCELERATING IT SUCCESS is FREE and only one click away!
Join more than 40,000 IT Professionals and get the best IT management articles to your mailbox with Accelerating IT Success!

Unsubscribe at any time